今回は、YouTube動画に字幕を表示させる方法や字幕を自動翻訳する方法を解説します。
YouTubeの字幕について

YouTube動画の字幕は、クリエイター側(動画主)によって作成された字幕と機械学習アルゴリズム(AI)による自動再生された字幕があります。
基本的には、後者のAIによる字幕がほとんどですが、アーティストのPVなどにはクリエイター側(動画主)によって作成された字幕が付与されることが多いです。
また、字幕はすべての動画に付与しているわけではなく、動画主が字幕表示をオフに設定している場合は自動生成の字幕すら表示できないこともあります。
【スマホアプリ版】字幕表示の仕方

再生画面右上のをタップして字幕を選択します。

スクロールして、指定したい言語を選択すると字幕が表示されます。「(自動生成)」が表示されるている言語はAIが作成した字幕になります。
【PC版】字幕の表示設定

再生画面から字幕ボタンをクリックして字幕をオン/オフに切り替えることができます。また、キーボードのCを押して切り替えることも可能。
字幕言語を選択する

から字幕を選択して設定したい言語を選んでください。「(自動生成)」が表示されるている言語はAIが作成した字幕になります。
字幕を自動翻訳する
PC版YouTubeでは、選択したい字幕がなかった場合、「英語」→「日本語」、「フランス語」→「日本語」のように字幕をいろんな言語に翻訳することができます。(アプリ版YouTubeには翻訳機能がありません。)

字幕言語を選択した後に、一番下に自動翻訳の項目が表示されるのでクリックしてください。

数多くの言語が表示されるので、翻訳したい言語を選択しましょう。
フォントの色やサイズなどを変更するオプション
さらに、PC版YouTubeでは字幕を装飾することができます。

字幕の言語選択画面にあるオプションをクリックします。

次の画面で、フォント(文字)の種類や大きさ・色など字幕に対して様々なオプションをすることができます。
以下に、各オプション設定の意味をまとめておきましたので参考にしてください。
- フォントファミリー:文字の形・デザインを変更
- フォントの色:文字の色を変更
- フォントのサイズ:文字の大きさを変更。ショートカットキーの+・ーで変更することも可能。
- 背景色:文字の背景色を変更
- 背景の透明度:背景の濃さを調整
- ウィンドウの色:字幕背景の色を変更します(文字背景色と重なる部分は文字背景色が優先される)
- ウィンドウの透明度:字幕背景の濃さを調整
- 文字装飾のスタイル:文字に影をつけるなど
- フォントの透明度:文字の濃さを調整
- リセット:設定を元に戻す(デフォルトに戻す)
自動生成(AI)の字幕が表示されない
字幕(自動生成)をオンにしたのにも関わらず、字幕が表示されない場合、基本的にクリエイター側(アップロード者)に問題がある可能性がほとんどです。その場合は、以下の項目に当てはまるはずです。
- 新規の動画(アップロードされてから間もない動画)
- 動画アップロード者が字幕の自動生成機能を利用していない
- 時間が長い動画
- 音質が悪い・音が聞き取りづらい動画
- 無音状態が続く動画や録音されていない動画
- 大人数によって声が重なってしまっている動画
上記のように、音が聞き取れない動画だとAIが言語を取得できない為、字幕を表示できないことがあります。
まとめ
さいごに、ここまでの内容をまとめます。
- 動画主によって作成された字幕とAIによる自動再生された字幕がある
- アーティストのPVなどには動画主によって作成された字幕が多い
- 字幕機能がない動画も存在する
- AIによる字幕は言語がめちゃくちゃなことがある
- スマホアプリ版YouTubeには翻訳機能がない
- 音質の悪い・音が聞き取りにくい動画は字幕が表示されないことがある
- PC版YouTubeの字幕はフォントの色やサイズなどを変更するオプションがある
以上、「YouTubeで字幕を表示する」の解説でした。